新潟駅高架化工事に伴う定点観察プロジェクト(No.2)
今晩は。特急とき号です。
今回の記事では新大鉄研で取り組んでいる活動の一つである「新潟駅高架化工事に伴う定点観察プロジェクト」に関する説明と前回の記事以降の調査の報告ついて書かせていただきます。前回の記事はこちら。
さて、この時期は、入部を検討されている新入生の方々も読んでいると思うので、改めて、このプロジェクトに関する説明をさせていただきます。
このプロジェクトは、高架化工事による新潟駅とその周辺の様子の変化を後世への記録として残すため、定点から3~4か月毎に撮影していくという取り組みです。工事が本格化する前の平成23年から始めました。工事が完成する平成35年まで、このプロジェクトも続けていこうと予定しています。このプロジェクトは、非常に長期間にわたるので、1代で終わるようなものではありません。鉄研の先輩から後輩へと世代を越えて、完成まで代々引き継いで取り組んでいきます。
なお、定点以外にも、現在の新潟駅の記録したい風景や工事中の新潟駅の特徴をよく表すような興味深い風景などがあれば、適宜、撮影し、かつての新潟駅の様子として記録します。
次に、前回以降の調査結果の一部を報告します。
調査日
・2012年11月22日(定期調査)
調査内容:定点からの観察・工事風景など
調査メンバー:G.Yくん、特急とき号
・2013年3月29日及び4月4日(定期調査)
調査内容:定点からの観察・工事風景など
調査メンバー:特急とき号
これらの調査日以外にも随時、駅の様子などを撮影しました。
まず、代表的な定点からの写真です。
万代口駅舎前の定点からの写真
(上から1列目:左から2011年5月(調査開始時)、2012年7月、2012年11月 2列目:2013年3月)
まだ全然変わっていません。構内の高架の工事が進まない限り、変化は見られないでしょう。今後に期待です。
南口駅舎前の定点からの写真
(上から1列目:左から2011年5月(調査開始時)、2012年7月、2012年11月 2列目:2013年3月)
変化は、写真左側にホテルメッツ等が入居したビルができたくらいです。これから、ペデストリアンデッキがさらに整備される予定なので、どのように変化していくのか、期待できます。
なお、定点は万代口側にもう8か所、南口側にもう7か所それぞれあります。
次に、定点外の写真です。
前回の記事から今回の記事までの間に、新潟駅では大きな変化がありました。
それは2012年11月4日の線路切り替え工事のときに、6・7番線ホームは廃止され、8・9番線ホームが新設されたことです。このプロジェクトでも、廃止前に数度か6・7番線の様子を記録しました。
廃止直前の6・7番線ホーム
特急いなほ号が停まっています。6・7番線は新幹線ホームに一番近かったため、新幹線接続を考慮した優等列車はこのホームから出発しました。
地下通路から6・7番線ホームへ上る階段
切り替え直後の8・9番線ホーム
8・9番線ホームの駅名標
このホームは越後石山・東新潟寄りに切り欠きホームのような形で設けられています。なので、白山方面への列車は出発できません。
この他にも、駅構内の細かい記録写真や白山寄りの電留線の様子を写した写真など沢山ありますが、ここでは省略させていただきます。
少し先の話になりますが、毎年10月に行われる新大祭での当部のブースでは、このプロジェクトのレポートを1冊のファイルにまとめて展示しています。これには、1年間に撮った全ての定点からの写真だけでなく、切り替え工事前後の様子を収めた写真や細かい記録写真なども載せています。
というわけで、今回の記事では「新潟駅高架化工事に伴う定点観察プロジェクト」に関する説明と前回の記事以降の調査の報告を書かせていただきました。拙い記事でしたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。それから、新入生でこのプロジェクトが気になった方がいましたら是非、入部して一緒に調査しましょう!
最後になりますが、新大鉄研の活動は、ただ単に「楽しむ」だけの旅行や、月潟や頸城での保存活動といったアクティブなもののイメージが強いため、「研究なんて名ばかりじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、名ばかりではなく実際にこのような調査・研究活動も行っています。
鉄道を趣味としてただ単に「楽しむ」ことも素晴らしいと思いますが、ときには鉄道を「調査・研究」してみるのもいかがでしょうか?「調査・研究」と言うと堅苦しく聞こえてしまいますが、そこには必ず「面白さ」があります。鉄道の「面白さ」を感じてみませんか?お待ちしております。
文責:特急とき号
今回の記事では新大鉄研で取り組んでいる活動の一つである「新潟駅高架化工事に伴う定点観察プロジェクト」に関する説明と前回の記事以降の調査の報告ついて書かせていただきます。前回の記事はこちら。
さて、この時期は、入部を検討されている新入生の方々も読んでいると思うので、改めて、このプロジェクトに関する説明をさせていただきます。
このプロジェクトは、高架化工事による新潟駅とその周辺の様子の変化を後世への記録として残すため、定点から3~4か月毎に撮影していくという取り組みです。工事が本格化する前の平成23年から始めました。工事が完成する平成35年まで、このプロジェクトも続けていこうと予定しています。このプロジェクトは、非常に長期間にわたるので、1代で終わるようなものではありません。鉄研の先輩から後輩へと世代を越えて、完成まで代々引き継いで取り組んでいきます。
なお、定点以外にも、現在の新潟駅の記録したい風景や工事中の新潟駅の特徴をよく表すような興味深い風景などがあれば、適宜、撮影し、かつての新潟駅の様子として記録します。
次に、前回以降の調査結果の一部を報告します。
調査日
・2012年11月22日(定期調査)
調査内容:定点からの観察・工事風景など
調査メンバー:G.Yくん、特急とき号
・2013年3月29日及び4月4日(定期調査)
調査内容:定点からの観察・工事風景など
調査メンバー:特急とき号
これらの調査日以外にも随時、駅の様子などを撮影しました。
まず、代表的な定点からの写真です。
万代口駅舎前の定点からの写真
(上から1列目:左から2011年5月(調査開始時)、2012年7月、2012年11月 2列目:2013年3月)
まだ全然変わっていません。構内の高架の工事が進まない限り、変化は見られないでしょう。今後に期待です。
南口駅舎前の定点からの写真
(上から1列目:左から2011年5月(調査開始時)、2012年7月、2012年11月 2列目:2013年3月)
変化は、写真左側にホテルメッツ等が入居したビルができたくらいです。これから、ペデストリアンデッキがさらに整備される予定なので、どのように変化していくのか、期待できます。
なお、定点は万代口側にもう8か所、南口側にもう7か所それぞれあります。
次に、定点外の写真です。
前回の記事から今回の記事までの間に、新潟駅では大きな変化がありました。
それは2012年11月4日の線路切り替え工事のときに、6・7番線ホームは廃止され、8・9番線ホームが新設されたことです。このプロジェクトでも、廃止前に数度か6・7番線の様子を記録しました。
廃止直前の6・7番線ホーム
特急いなほ号が停まっています。6・7番線は新幹線ホームに一番近かったため、新幹線接続を考慮した優等列車はこのホームから出発しました。
地下通路から6・7番線ホームへ上る階段
切り替え直後の8・9番線ホーム
8・9番線ホームの駅名標
このホームは越後石山・東新潟寄りに切り欠きホームのような形で設けられています。なので、白山方面への列車は出発できません。
この他にも、駅構内の細かい記録写真や白山寄りの電留線の様子を写した写真など沢山ありますが、ここでは省略させていただきます。
少し先の話になりますが、毎年10月に行われる新大祭での当部のブースでは、このプロジェクトのレポートを1冊のファイルにまとめて展示しています。これには、1年間に撮った全ての定点からの写真だけでなく、切り替え工事前後の様子を収めた写真や細かい記録写真なども載せています。
というわけで、今回の記事では「新潟駅高架化工事に伴う定点観察プロジェクト」に関する説明と前回の記事以降の調査の報告を書かせていただきました。拙い記事でしたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。それから、新入生でこのプロジェクトが気になった方がいましたら是非、入部して一緒に調査しましょう!
最後になりますが、新大鉄研の活動は、ただ単に「楽しむ」だけの旅行や、月潟や頸城での保存活動といったアクティブなもののイメージが強いため、「研究なんて名ばかりじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、名ばかりではなく実際にこのような調査・研究活動も行っています。
鉄道を趣味としてただ単に「楽しむ」ことも素晴らしいと思いますが、ときには鉄道を「調査・研究」してみるのもいかがでしょうか?「調査・研究」と言うと堅苦しく聞こえてしまいますが、そこには必ず「面白さ」があります。鉄道の「面白さ」を感じてみませんか?お待ちしております。
文責:特急とき号
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